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2016年3月24日
3Dコンソーシアム「新キャッチフレーズ」について
3Dコンソーシアムの新キャッチフレーズ
「VRとAIが拓く新たな3Dの世界へ」について
3Dコンソーシアムでは「3D」を人間とそれを取り巻く環境のすべてを表す工学的実体と捉えている。
この定義に従えば、人間を取り巻く環境のすべて を記述するVRと、人間自身を記述するAIは、3Dという全体集合の中では補集合の関係になっているといえる。
究極のAIとVRとは人間と、人間を取り巻く環境、すなわち「3D」が完全 に記述可能なはずである。しかし、それぞれの技術は発展途上にあり,未熟 なコンテンツが発表される可能性も少なくないため、より質の高い「3D」を 追求するための不断の努力が必要不可欠である。
具体的には、これまでの経験から、人の目で見たままを再現する「見易さ」と「解り易さ」は両立され なければならず、そのためにはAIと VRを相補的に利用することが肝要と考 えている。また、コンテンツを含む全体システムの質の評価には心理生理学的知見や手法が有効である。
新しい「3D」に向けてコンテンツ制作が加速する時代を端的に表した3Dコ ンソーシアムの新キャッチフレーズ、それが「VRとAIが拓く新たな3Dの世界へ」である。
具体的取り組みテーマとしては以下があげられる。
・AIによる2D映像からの3D /VR変換
・人間の行動記述AI、自然現象の記述AI、相互作用AIの開発
・VR安全ガイドライン、VR安全性AI自動判定
以上