東京ビッグサイト・東1ホールにて開催された第17回産業バーチャルリアリティ展(IVR展)に、今年も3Dコンソーシアムブースを設営し、会員5社の参加を得て出展を行なった。昨年に引き続き、同展内の「3Dディスプレイフェア」に3Dコンソーシアムとして後援を行なった。
また、本展専門セミナーでは、『3Dディスプレイ・立体映像の最新動向』と題するセッションにおいて、3Dコンソーシアム運営事務局長:泉邦昭氏が「3D業界の最新動向と標準化戦略」をテーマに、株式会社NTTドコモ:堀越力氏が「携帯端末における3D技術の可能性と最新技術動向」をテーマに、それぞれ講演を行なった。本セッションの来場者数は主催者調べで134名であった。
その後のセッション『3Dデジタルサイネージの最新事例と今後の展開』では、当コンソーシアム正会員の株式会社ニューサイトジャパン:神田清人氏が「3Dデジタルサイネージの活用事例と事業モデルの考察」をテーマに講演を行なった。本セッションの来場者数は主催者調べで106名であった。
今年のIVR展3日間の来場者数は、併設の「設計・製造ソリューション展」および「機械要素技術展」と合わせて、延べ75,266名であった(主催者調べ)。
3Dコンソーシアムブース出展会員
※会社名50音順
●株式会社ニューサイトジャパン
@21.5インチ 2D/3D切替式
A21.5"MLD(2枚使用のMLD)
B10.2インチ ミニノート組込み2D/3D切替式
C7.0インチ 3Dフォトフレーム
D15.4インチ ミニノート組込み2D/3D切替式
●株式会社フィアラックス
「EasyVR」・・・汎用CAD、CAEソフトをリアルタイムにVR表示
●富士フイルム株式会社
「3Dデジタイジングシステム(参考出品)」・・・ステレオカメラによる3次元デジタイジングシステム。3D点群データをテクチャー付きで取得。
●VMJ株式会社
「32インチマルチビューディスプレイ」・・・裸眼3Dディスプレイ、6視点。
●三谷商事株式会社
「アリオスコピィ 40インチ裸眼3Dディスプレイ」・・・レンチキュラーレンズ方式の裸眼3Dディスプレイ。明るく高精細な3D映像が視聴可能。