2004年5月28日
3Dコンソーシアムは3Dに興味を持つ企業の連合体であるが、既にデジタルコンテンツ協会様やCGアーツ協会様は「メディア芸術祭」などの活動によってクリエータやコンテンツの発掘をやられている。発掘されたコンテンツを当コンソーシアムが3D化するという機会があってもいいし、デジタルコンテンツ協会様やCGアーツ協会様と連携してコンテンツ流通を考えるなど、三つの協会がゆるやかに協力するスタンスをとりたい。
具体的な協力活動としては、本年8月上旬に米国で開催されるSIGGRAPH 2004において、デジタルコンテンツ協会様のカンファレンスに当コンソーシアムが連携して出展する、あるいは展示ブースで会員さまのコンテンツをアピールする場を作るなどの取り組みを行なう。
部会活動の一環として、クリエータと会員企業が情報共有するWeb上のポータルサイト「クリエーターズ・ラウンジ」を立ち上げ、クリエータの方々のインタビューを行ない、作品を紹介している。また携帯電話ユーザーを対象に3Dコンテンツの配信実験を開始している。3月8日からこれまで延べ4700人のアクセスがあり、900人が3Dコンテンツのダウンロード行なっている。
今年度の活動の方向性としては、デジタルコンテンツ協会様、CGアーツ協会様と連携してコンテンツ市場拡大のための取り組みを行なうこと。またコンテンツ系の専門誌などメディアとの連携を深めることでコンテンツ流通の促進をはかりたい。さらにはコンテンツ配信実証実験サイトの拡張を考えている。このような方向ですすめるにあたって、部会活動をうまく連携して3Dコンソーシアム全体の推進をはかりたい。
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