台湾の工業技術研究院(Industrial
Technology Research Institute)が中心となって、第1回の3D Imaging
& Display Technology International Conference 2007が台北で開催された。
コンファレンスに先立ち、3D産業を普及促進するための団体である3DIDA(3D Interaction
& Display Alliance)設立が政府関係者立ち会いのもとに宣言された。工業技術研究院のほか、大手LCDメーカーのAOU、CMO、オンラインゲーム会社のgamania
なども参画しており、いよいよ台湾においても官民一体となった3D普及に向けた動きが始まった。
3Dコンソーシアムからは、事務局次長の泉邦昭氏が祝辞を述べるとともに、3D Industry : Present
and Futureと題した基調講演を行なった。
コンファレンスでは、ヨーロッパ、米国、日本、韓国、台湾の最新の3D技術及び3D標準化動向について講演があり、最後に講演者全員によるパネルディスカッションが行われ、3D普及へ向けた活発な議論がなされた。