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日中3D技術交流会
(場所:中国・北京)
2010年3月20日、22日
平成21年度経済産業省の委託事業(同省基準認証政策課/委託先:三菱総合研究所)の一環として開催された「日中3D技術交流会」に、3Dコンソーシアムからは当コンソーシアム運営事務局次長の今井孝一氏が参加し、講演を行なった。

3月20日は、中国最大規模のデジタル映画制作基地である国家中影数字制作基地有限公司を訪問し、服装・衣装倉庫、6号スタジオ、ロケセット等、映像制作に係る技術的設備を視察した。

3月22日は、北京電影学院を訪問し、施設設備の視察や3D映像を試写した。その後、同学院内にて「3D技術・標準化意見交換会」が開催された。
・視察は、録音学科における音響設備、編集室、撮影学科における撮影機材、デジタル編集室、3D試写室など。試写室では、同学院デジタル研究所が制作した生体影響評価用の3D映像を試写した。
・「3D技術・標準化意見交換会」では、最初に同学院の張会軍学院長が挨拶。中国の映画産業は勢いよく発展してきている。中国でも3Dの関心が高く、本学院でも3D技術開発、機材の開発に力を入れており、一早く3Dを掌握して3Dの発展に寄与していく。中日双方の関係を密接にし、技術交流や教育の交流の場に発展させていくことに貢献すると話された。続いて、経済産業省基準認証政策課の山本恭太係長が、日本においても3Dへの関心が高まっており、本会議が日中双方にとって実りのあるものになることを期待すると共に、次へと繋げていきたいと話された。
 その後、日中双方の専門家による講演、続いてパネルディスカッションが行なわれた。3Dコンソーシアムからは今井運営事務局次長が、3Dコンソーシアムの取組みや会員紹介、3D業界の概況、海外団体との関係など説明したほか、「3DC安全ガイドライン」の策定・普及活動、我が国のISO等国際標準化活動への参画・協力についても言及した。その他の講演者は次のとおり。
1)
独立行政法人産業技術総合研究所 ヒューマンライフテクノロジー研究部門 マルチモダリティ研究グループ グループ長 氏家弘裕氏:3D映像の生体安全性に関するガイドライン検証報告。
2)
株式会社IMAGICA デジタルプロセス部デジタルシネマグループ課長 灰原光晴氏:ポストプロダクションの観点から3D業界の動向などの説明。
3)
中影集団デジタル発展有限公司 程総経理:中国の3D映画市場についての現況説明。
4)
北京電影学院 デジタル研究所 劉所長:中国の3D技術の進展について現況説明。
5)
財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)事業開発本部研究主幹 吉田 純氏:DCAJの事業概要、コンテンツ市場の動向、3D制作支援のための映像集等の紹介。
 パネルディスカッションでは、北京電影学院の古澤敏文客員教授がモデレーターとなり、参加者全員による意見交換が行なわれた。映像コンテンツの市場動向、映画と3Dテレビ、安全性など、活発な意見が交わされ、コンテンツ、クリエイターの育成が重要であると再認識された。
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