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SID2008(米国・ロサンゼルス)出展報告
2008年5月18〜23日

報告者
:シャープ(株)山本

2008年5月18日から5月23日までSociety for Information Display主催の年次集会である「SID 2008」が開催され、展示会にブース出展を行なった。
日 時 :
2008年5月18日(日)〜23日(金)
展示会は5月20日(火)〜22日(木)
会場 :
米国カリフォルニア州 ロサンゼルス・コンベンションセンター
来場者:
延べ約80,000人(予測値)
ブース
出展数:
約550社
例年この時期に米国で開催される、シンポジウム、セミナー、展示会が並行して進行する世界最大規模のディスプレイ関連の総合的な国際学会で、今年はロスで開催された(2009年はテキサス州サンアントニオにて開催予定)。
立体表示関連は例年、学会発表としてはテーマとして定着しているが、今年は「Special 3D in Cinema session」という特別枠が半日設けられて、3D映画の制作側の立場からの現状レポートとサンプルムービーの上映が行われた。 映画を含めた娯楽関連業界では3Dが非常にホットな状況であり、表示する側からも関心が高まっていることが改めて感じられた。
展示会においては、Samsung、CMO、LGなどのディスプレイ大手がこぞって3Dを品揃えの一つとして展示。 米国のTDVision、Planar、iZ3Dなどのモニターメーカーも小規模ながら出展していた。 全体としては、3D映画の定着を受けてか、メガネ方式(特に円偏光タイプ)の採用が復権している印象があった。 裸眼方式は多視点化の方向。 ただし、大画面で多視点にするためにはまだ解像度が不足していることが課題である。
3Dコンソーシアムの展示ブースには、米国のStereoVision社、Zalman社、Mark Resources社、日本のセイコーエプソン、東芝が出展し、多数の来場者で賑わった。

3Dコンソーシアムブース
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