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「コンテンツ部会主催勉強会」
(会場:川崎・東芝科学館)
2012年11月28日
(東芝科学館)

11月28日、3Dの歴史と技術動向がわかる企画展「3Dイノベーション展 3Dブームから3Dライフへ」を開催している東芝科学館のご協力を得て、「3Dの具体的応用事例と最新技術動向」をテーマにコンテンツ部会主催の勉強会を開催した。今回は前半に同館ABホールを使用し勉強会を行ない、後半に「3Dイノベーション展」を見学した。
勉強会では「放送」、「医療」、「制作」に関する各界のご専門の方々をお招きし、3Dの具体的な応用事例を紹介した。
今回の勉強会参加者は19社55名であった。

(開会の挨拶をする堀越力氏(コンテンツ部会長、NTTドコモ)
(勉強会の様子)
『ロンドン五輪の3D撮影・放送』

パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 プロフェッショナルAVビジネスユニット
和田 学明

<講演概要>
ロンドン五輪2012では五輪史上初めてとなる3Dによる競技中継を行なった。本講演では、3Dカメラレコーダ「AG-3DP1」の中継車システムへの導入やENG運用など、五輪の3D撮影と放送の実際を紹介する。
◎配布資料: なし
『3D医療コンテンツについて』

FA・システムエンジニアリング株式会社 代表取締役社長
中村 康則

<講演概要>
3Dハイビジョン手術医療コンテンツの収録・編集・販売を実施している。手術の3D撮影方法として開腹、顕微鏡、内視鏡等があり、それぞれの撮影法と視聴環境等の課題と展望について講演する。また、手術用ロボットdaVinciの裸眼Live実証実験と裸眼に対する医師の期待などアンケート結果を紹介する。
◎配布資料: 中村氏資料 (pdf)
『3D映画産業の展望と他メディアとの連携』

リアルD・インターナショナル エグゼクティブ・バイスプレジデント&ジェネラル・マネージャー
長谷 亙二

<講演概要>
ハリウッドを中心とするクリエイティブな世界で3Dがどのように捉えられ、成長してきたのか、そして、その時代背景を元に、3Dコンテンツ、3D再生デバイス、及び3Dデリバリーの3部面における一つの考え方を報告する。また、諸外国ではどのように産業化・事業化が展開されているかの一端をご紹介し、その競合環境の中で、日本の企業・産業がどのように対抗してゆくか、コンテンツ、媒体、ディスプレィ等の観点から、私見を報告する 。
◎配布資料: 長谷氏資料 (pdf)
『3Dイノベーション展のご紹介』

東芝科学館長
中山 純史

<講演概要>
3D展を開催するに至った経緯、展示物の中での見どころ、将来の方向性等の説明。
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