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「3Dコンソーシアム勉強会」
(会場:日本教育会館 701号室)
2014年12月16日
今回の勉強会テーマは「3Dとインタラクション」。
3Dコンソーシアムが2013年度3Dに関する調査研究において提言した、3D情報の活用の方向性の1つ「one-wayからinteractiveへ」に着目し、3D技術とインタラクション技術の可能性について勉強会を開催した。
昨今、VR,AR技術の進歩に伴い見るだけの3Dメディアが自由に操作・閲覧できるようなメディアへと発展してきている。SIGGRAPH 2014で発表された最新インタラクション技術の紹介や、仮想現実感を応用した直感的入力インターフェースなど、具体的な応用事例に関して、第一線で活躍されている方々に講演をいただいた。また、展示デモも行なった。今回の勉強会の参加者は38名であった。

(勉強会の様子)
(勉強会の様子)
『SIGGRAPHから読み解く最新のインタラクション技術』

株式会社エクサ コンサルティング推進部 シーグラフ東京
安藤 幸央

<講演要旨>
コンピュータグラフィックスとインタラクション技術のイベントSIGGRAPHより、学術研究と産業界の両方の分野から、最新のインタラクション技術を紹介する。
◎資料: 配布資料なし

『拡張現実感における直感的入力手法の提案』

山梨大学 医学工学総合教育部
杉浦 篤志

<講演要旨>
拡張現実感において1台のカメラのみで仮想ボタンに対する直感的入力ジェスチャの検出と視覚的なフィードバックの機構を持つインタフェースを紹介する。
◎資料: 杉浦氏資料

『MOVERIO BT200情報Update』

株式会社エプソン ビジュアルプロダクツ事業部 HMD事業推進部
馬場 宏行

<講演要旨>
スマートグラスMOVERIO BT200について、民生用途、業務用途における拡張現実(AR)ベースの様々な使用シーン等を紹介する。
◎講演資料: 馬場氏資料

『スマートグラス専用UIの開発について』

株式会社ブリリアントサービス 品川開発部開発課 シニアチーフ
梶井 祐介

<講演要旨>
UCDから見たスマートグラスの必要性と、弊社で開発しているスマートグラス専用OS「mirama」のUI開発の試行錯誤について講演する。
◎講演資料: 梶井氏資料

『NTTドコモのウェアラブルへの取り組み』

株式会社NTTドコモ サービスイノベーション部 第1サービス開発担当
山添 隆文

<講演要旨>
関連するウェアラブルの取り組みとして、コンセプトとしてのインテリジェントグラス、UIに活用できる認識技術のオープン提供、ウェアラブル機器のためのWebインターフェース標準化の3点について紹介する。
◎講演資料: 山添氏資料

『インタラクティブな3D全天球映像とTHETA』

株式会社リコー リコー技術研究所 フォトニクス研究センター プラットフォーム開発室 イメージングシステム開発グループ
庄原 誠

<講演要旨>
全天球カメラRICOH THETAの開発過程と利用方法および一般的なカメラ・写真と比べた全天球カメラ・全天球映像の特徴と技術課題を紹介する。
◎資料:講演資料なし

『OculusRiftやGoogleCardboard向けの3Dアプリを開発』

フリーランス
谷口 直嗣

<講演要旨>
Oculus Riftを使ったバーチャルリアリティを使ったデータビジュアライゼーションの実例、今後の可能性、さらにスマートフォンに広がるバーチャルリアリティの実例について紹介する。
◎資料:講演資料なし

・展示デモの様子

(奥側:ブリリアントサービスのデモ
 手前:NTTドコモのデモ)
(谷口氏のデモ)
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